ゲスト及び団員紹介

川口雅行(Mandolin)

1948年静岡生まれ。静岡高校よりマンドリンを始め、1970年第2回全日本マンドリン独奏コンクールにて第1位。1972年、西ドイツに留学。ザールランド大学で音楽学を専攻する傍ら、ソリストとしてヨーロッパ各地で演奏会、ラジオ放送などで活躍。1980年帰国。同年、岩城宏之指揮の札幌交響楽団第210回定期演奏会でD.Erdmann、田中賢のマンドリン協奏曲を初演。全国各地でリサイタルを催す。帰国後も、ベルリン放送交響楽団との協演や西ドイツマンドリンフェスティバルに招待されるなどヨーロッパやアメリカでも演奏会をおこなう。1989年第8回藤堂音楽褒賞を京都音楽家クラブより受賞。1995年より台湾・台南市にある奇美マンドリン楽団に招かれ、10年間にわたり演奏や指導に出向き、その後の台湾でのマンドリン発展の礎を作る。マンドリンを高久倫子氏に師事。ソロのLP4枚、CD“シャコンヌ”“郷愁”などを制作。1987年、KaVa san Trio(マンドリン・ギター・チェロ)を結成し、1993年に開催された第1回「大阪国際室内楽コンクール&フェスタ」ではファイナルまで進出し注目される。KaVa san TrioでのCDも多数制作。2006年Gran Partita Mandolin Quartetを結成。2000年から2013年まで広島エリザベト音楽大学マンドリン科非常勤講師。現代ギター社より「正しい演奏法が学べるマンドリンレッスン1,2」を出版。 2014年、マンドリンアンサンブル「Kawaguchiana」を結成。

松本吉夫(Guiter)

大阪府出身。ギターの青木邦雄門下となった後1973年渡米。76年カリフォルニア州フルトン市立大学音楽学部を経て、全額奨学生としてサンフランシスコ音楽院に学ぶ。ギターをG.サケラリウ、M.ロリマー各氏他に師事。1977年帰国後ソロ、アンサンブルでの演奏活動を始め、多数のCD録音も手掛ける。特にKaVa san Trio(川口雅行Mn、成川昭代Vc、松本吉夫Gt)のメンバー として日本各地で演奏する。2014年春にソプラノの河知恭子とのデュオ「Felice」を結成し、ボーカルとギターの新境地を目指す。自作曲に「ギターの為の12のエッセイ第1集」、「同第2集」、「愛唱歌による変奏曲集」などがある。1980年、日本ギター協会主催「第8回ギターコンクール」第3位入選。同年、日本ギタリスト会議主催「第6回ギター音楽大賞」第2位入選。 現在、松本ギター教室主催、日本ギター協会正会員、関西室内楽協会々員。

成川昭代 (Violoncello)

大阪音楽大学短期大学部卒業。1987年に結成したKaVa san Trio(マンドリン・ギター・チェロ)では、全国各地でのコンサートやCD制作を行い、第1回大阪国際室内楽フェスタにおいてはファイナルステージまで進出した。京都・バッハ・ゾリステンのバッハ・カンタータ全曲演奏シリーズに参加。主にバロックや室内楽を、またポピュラーのアーティストとの共演も多い。大阪チェンバーオーケストラ メンバー。関西室内楽協会会員。

関一平 (Contrabass)

1973年(昭和48年)豊中市生まれ。9才よりハモンドオルガンを始める。 16才より 滋賀県立 膳所高等学校 吹奏楽班 に入部しコントラバスを始める。京都市立芸術大学 音楽学部 音楽学科 弦楽専攻 コントラバス専修 卒業。 コントラバスを(故)江口朝彦、西出昌弘、室内楽を鷲山かおりの各氏に師事。現在、関西を中心にオーケストラ・室内楽・ミュージカル(主な出演作品…市村正親主演『ラ・カージュ・オー・フォール』、大地真央主演『サウンド・オブ・ミュージック』『マイ・フェア・レディ』)などで活動。コントラバス四重奏団『“B”(ベー)』のメンバー。アマデウス音楽研究所、講師。

佐古季暢子 (Mandola)

広島生まれ。 2003年エリザベト音楽大学マンドリン専攻第1期生として入学。2009年同大学院修了、渡独。 2011年度中村音楽奨学生に選出される。2013年Hochschule für Musik und Tanz Köln, standort Wuppertal 修士課程マンドリン・ソロ科修了。 これまで多くの演奏会・コンクールにて受賞。2012年にはマンドリンオリジナル作品のみの独奏コンサートを開催。2014年11月には日本初演を含めたマンドリンオリジナル作品のみ、文学をテーマにした帰国リサイタルを開催(クラシックギター上垣内寿光)。2016年には世界的なギタリストである佐藤紀雄氏と、マンドリンの新たな可能性を探る『新響地』と題した公演を行った。国内唯一のマンドリンの専門誌『奏でる!マンドリン』にて世界の新曲紹介記事を担当しており、演奏会なども含め特に国内での新曲紹介に努めている。 2009年師、川口氏とのマンドリン二重奏CD「旅立ちの歌」をリリース。 アンサンブル・ノマドなど現代音楽のアンサンブルにも意欲的に参加し、日本をはじめドイツ、フランス、韓国など各国で演奏活動を行っている。 また、後進の指導にもあたっており、多数の子供のためのワークショップに講師として参加、ヒルデン市立音楽学校のマンドリン科講師を勤め、2013年4月よりエリザベト音楽大学マンドリン科非常勤講師に就任。 広島アンサンブル・チアロ技術顧問、広島女学院中学高校マンドリン部コーチ、トリオ・フルール(Mn.+Cl.+Mrmb.)・La Banda de gran Rio主宰、トリオ・ツプケスタのメンバー。 これまで松重正清、新井義悠、川口雅行、Caterina Lichtenberg教授、Annika Hinsche、Jeannette Mozos del Campo、Silke Liskoの各氏に師事。

大西功造(Mandolin)

1976年生れ、明石市在住。 神戸大学在学中より演奏活動を行い、ソロ、アンサンブルによるコンサートを多数行う。 1998年、第16回日本マンドリン独奏コンクール第3位(1位なし)。 2000年、第17回日本マンドリン独奏コンクール優勝。 2002年、京都マンドリンオーケストラとともにケルン・ウィーンにて演奏、国際マンドリンフェスティバル出演。 2004年、ロシア国際民族楽器独奏コンクール「北方杯」マンドリン部門第2位。 2006年より、兵庫県立芸術文化センター小ホールで、年一回、定期リサイタルを行う。 ヤマハ心斎橋店マンドリン講師。楽器堂高知イオン店マンドリン講師。 CDリリース、各種コンサート出演、エキストラ等、積極的に活動中。 日本マンドリン連盟会員。 小田善朗、川口雅行の両氏に師事 。 モスクワにてドムラのA.ツィガンコフ氏の指導を受ける。

Gran Partita Mandolin Quartet

石村隆行 (Liuto Cantabile)

中学・高校・大学を通じて、マンドリンクラブにおいて指揮者として活躍。この間中野二郎、川口雅行の両氏に師事。 1984年日本マンドリン連盟主催第9回独奏コンクールにおいて第1位を獲得して記念リサイタルを開く。1986年イタリアのCesare Pollini音楽院に留学。Ugo Orlandi氏の指導を受けるとともに、マンドリン史料研究にも研鑽を積む。1993年Alassio市主催の国際器楽コンクールで第1位を獲得、同年音楽院を首席で卒業しディプロマを得て帰国。1994年東京と大阪でデビューリサイタルを開き、同年12月ESTUDIANTINA PHILODOLINO di KYOTOを組織。 また、リュート・モデルノ奏者としては、2004年コントラバス奏者の平田昭浩とデュオ「Basso Cantabile」を結成、2005年京都コンサートホールにてデュオリサイタルを開催。同年川口雅行、高橋和彦、宮武省吾の各氏とマンドリン四重奏団「グラン・パルティータ」を結成、2006年に福岡、高松、京都、東京でコンサートを開催。 2008年7月には韓国、全州で開催された第7回韓国マンドリンフェスティヴバルに招待されコンサートを行う。 現在、演奏、指揮のほか編曲、研究等幅広い活動を行い、マンドリンオーケストラのための曲集「アルバム・フィロドリーノ(vol.1~9)」の出版や、自らの演奏により上梓したCD「シルヴィオ・ラニエリ作品集」、無伴奏マンドリン曲集「サラバンドとフーガ」、マンドリン合奏作曲家による独奏曲集「セレナータ」などによってその成果の一端を示すところである。また、同志社大学マンドリンクラブ及び甲南大学文化会マンドリンギタークラブ技術顧問、大阪成蹊女子高等学校ギターマンドリン部及び兵庫県立姫路西高等学校ギターマンドリン部の指導に携わるなど、指導・教育にも力を注いでいる。2008年より名古屋音楽大学マンドリン科客員教授に就任。

高橋和彦 (Mandolin)

1962年生まれ。中学時代よりギターを、長崎県立諌早高校入学と同時にマンドリンを始める。 1984年鹿児島大学在学中に第3回九州マンドリン独奏コンクール第1位。 1986年第10回日本マンドリン独奏コンクール第2位(東京)。 マンドリンを京都で川口雅行氏に師事。現在、数少ないソリストとして九州各地はもとより、東京・大阪などでもコンサート・講習会を行なっている。マンドリンアンサンブル“ロマネコンティ”主宰。モリオカミュージックスクール、大分ギターアカデミー、各マンドリン科講師。CD「高橋和彦マンドリン名曲集/スペイン風奇想曲」「ヴィヴァルディ/協奏曲〈四季〉」 1999年10月1日発売の最新盤「高橋和彦カラーチェを弾く」をフォレストヒルレコーズよりリリース。 鹿児島大学農学部獣医学科中退。日本音楽家ユニオン、日本マンドリン連盟各会員。福岡市在住。


宮武省吾 (Mandola)

1960年香川県高松市に生まれる。最初にギター、後にマンドリンを始める。 1980年より川口雅行氏に師事。 1983年渡欧。ドイツ、ケルン音楽大学ヴッパータール校にてマルガヴィルデン=ヒュスゲン女史に師事。ソリスト、室内楽、指揮、合唱他、オペラ客演、新曲初演等、内外で幅広い活動を行う。 1992年帰国。高松を中心に神戸、大阪、東京などで演奏の傍らヨーロッパの新曲紹介に努める。 1994年より瀬戸内ギターマンドリンフェスティヴァルを主催。ヨーロッパからのゲストと日本のアンサンブルとの交流の場を提供している。